こんにちは！
静岡県富士市に拠点を構え、土木工事や基礎工事、外構工事など幅広いご依頼を手掛けています、株式会社スズキソウケンです。
土木工事では、さまざまな作業工程があります。
今回のコラムでは、土木工事の中でも基礎工事に焦点を置き、役割をご紹介します。
建物の土台づくり
基礎工事の役割として、建物の土台づくりがあります。
基礎工事とは、文字の通り地面と建物のつなぎ部にあたる基礎をつくる工事です。
基礎には、地盤と建物をつなぐ重要なパイプの役割があります。
そのため、建物の重力による垂直な力や、地震の揺れなどによる水平な力を建物から地面に伝えることで、建物の一部だけが沈んで傾いてしまう不同沈下を防げます。
また、基礎工事の工程にある打設作業では、コンクリートなどを使用し、地盤と建物の基盤を固めて固定する作業が発生するのです。
これらの作業を行うことにより、地盤沈下を防ぐことができます。
上記のことから、建物の建築は、ただ建てるだけではなく、基礎固めがとても重要な役割を担っているのです。
基礎工事で大切なこと
土木工事における大切なポイントはいくつかあります。
その中でも重要な項目が3点ありますので、ご紹介します。
1つ目は、適切な組み立てであるかという点です。
基礎工事では、スリーブを設けますが、スリーブが鉄筋に接しているケースがあります。
この状態で打設を行うと、コンクリートが入らず、スリーブ周りのかぶり厚さが不足してしまうので注意が必要です。
2つ目は、コンクリートの厚みや密度が適正であるかです。
厚みを適正にすることで、鉄筋は外部からの影響を受けずに済むので長持ちします。
また、密度が高くなることで耐久性も高くなります。
3つ目は、基礎表面のコーティングが丁寧かどうかです。
基礎表面をコーティングすることにより、アルカリ性であるコンクリートの中性化を防ぐことができます。
その他にも、コーティングを施すことで、コンクリート中の必要な水分を逃すことなく水和反応を持続できるので、自然と強度が高くなります。
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